新入生に見る時代の変化


続いて今年度の勧誘活動の結果もお伝えしておきます。

3月の全日本選手権から休む間もなく突入した新年度。チームの存亡をかけた戦いとも言える新入生勧誘活動に望んだDFCでしたが、結果的に選手、マネージャー、メディアスタッフを含め12名の優秀な人材獲得に成功しました。

今年の新入生を見て時代の変化を感じることがありました。フットサル経験者の加入です。このチームが立ち上がった2002年当時はまだまだフットサルの知名度は低く、もちろんFリーグもまだなかった。毎年4月になると、サッカー経験しかない新入生に足裏トラップから教えることが恒例になっていました。

今でもサッカー経験はあるけど、フットサルをやるのは初めてという新入生が圧倒的多数を占めますが、今年は高校までにフットサルをプレーしていた選手が入ってきました。
特に辻侑也#80は滋賀県の強豪チームでプレーしていただけあって、既にフットサル選手としての土台が出来上がっている印象を受けます。

サッカーの技術はあってもフットサルに適応できず埋もれていく選手をこれまで多く見てきました。そんな中、弱冠18歳でフットサルの基本を備え、かつ足元の技術や得点能力も高い彼は、良い選手が揃った今年度の新入生の中でも異彩を放っています。

サッカー一本でやってきた選手との大きな違いは、プレーに緩急をつけることができることでしょうか。サッカー上がりの選手はスピードも運動量もあるけど、その能力を活かしきれていない場合がある。

具体的に言うと、常にトップスピードであることが多い。フットサルでは相手との距離が近いことから工夫をしないとフリーでボールを受けることができない。時にはゆっくり動くことでDFを動かし、スペースを作ったりパスを受けるチャンス伺ったりすることが必要になります。

カウンターの時でもフットサルを始めたばかりの選手はとにかくがむしゃらにゴール前にダッシュしてしまう。その結果、相手DFの後ろに入ってしまいパスを受けるコースを自ら消してしまうことが多々見受けられます。あえて遅く動く、また動かないという選択肢が必要になってくる訳です。

話は戻って辻選手。夏のインカレ本大会でもピッチに立って違和感なくプレーし、得点まで記録した彼は既にトップ昇格を果たしており、DFCの将来を背負う選手となることは間違いないでしょう。

今までの経験から感じることですが、大学からフットサルを始めた選手は3回生の夏頃にようやく安定した活躍を見せるようになる。彼が3回生になった頃にはどんなプレーを見せてくれるのか。他の1回生の成長も含めて楽しみです。

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